模型実習の採点がありました

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

今年は5日（月）から仕事開始でしたが、
急患の方あり、訪問診療あり、顎外れた方あり、会議あり、、と
第1週からスピードMAX状態であります。

毎年9月から1月まで週1回、母校での模型実習にインストラクターとして
参加しているのですが、今日は採点がありました。

実習では学生さんはみんな同じ模型をもっていまして、
それに合う部分入れ歯を3時間×14回かけて作っていきます。

毎年岡本班は少々厳しいことで有名なのですが（笑）
受け持った4年生の学生さんたち13名は一生懸命に
こんな入れ歯をつくりました。

それが今日やっと提出だったんですね。
で、インストラクターの私たちは実習後に居残りまして、採点をしていきます、、、

こんな感じで入れ歯が120個ずらりと並びます。
そして、自分の班だけでなく、学年の120人全員分を採点していきます。
これをなんと、教授も含め全インストラクターがそれぞれ採点します。
だからウチの講座の実習は採点のエコヒイキなんてできず、
ほんとに頑張った学生さんがイイ点数をもらえるんですよね。

結果は来週発表。

岡本班はどうなることやら、、、楽しみです！

保育園で講話をしました！

今日は南千里保育園でお話してきました！
年に1回の歯科保健指導ということで、
お迎えに来た保護者の方対象に
17－19時までのあいだに20分程の講話と
希望者への10分の仕上げみがきのチェックを
4回繰り返してきました。

今回のテーマは「むし歯にならないおやつの取り方」です。

アメを「一度に食べる」のと、「分けて少しずつ食べる」のは
どちらがむし歯になりやすい？というクイズをしてから、

　ダラダラ食べはNG
　食べたらすぐみがきましょう
　おやつは選びましょう
　等々

の話をしました。

カラーの「おやつのとり方を工夫しましょう」という
わかりやすい資料も配りました。
ぜひおやつの取り方も工夫して、
むし歯ゼロを目指して頂きたいものです！




院長

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講演会（認知症について）

日曜日に竹山さん、福山さんと一緒に講演会に行ってきました。

講演会のメインテーマは「防げる、治せる、認知症」です。

基調講演は、市大脳神経科学教授　森啓先生の「認知症を防ぎ、送らせるために」

でした。

認知症とは「いったん正常に発達した知能が、後天的に低下した状態」でありまして、

単に老化による物忘れなどは含まれず、病的に低下するもののみを言います。

年齢とともに増加するこの病気は、85歳以上になると4人に1人が認知症であると言われ、

そのなかでもアルツハイマー病（AD)が50-60％にもなるそうです。

森先生はこのAD研究で有名な方でADの特徴、要因、AD病の原因物質として、今、

もっとも注目されている「Abオリゴマー」に関するお話しが聞けました。

また講演の後にはシンポジウムとして4人の演者が、神経内科専門医、歯科医、家族の会、

ケアマネのそれぞれの立場から認知症についてのお話しをされました。

神経内科専門医の先生は、日常の診療の中で認知症の兆しを見つけることが重要（これが

むつかしいのですが、、、）とお話しされていました。

患者さんの「予約忘れが増えた、会計時にお札ばかり出す（細かい計算が出来なくなって

いる可能性が、、、）も兆候の一つである」の話は歯科でも明日から使えそうな話です。

参考になりました。

歯科と認知症と一見関係がなさそうですが、今、岡本歯科でも訪問診療で多くの認知症

患者さんの治療をしています。今回の講演会で聞いた内容が今後の治療に活かせれば

と思いました。

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2月も多忙…

2月の仕事をまとめました。

平成23年2月

2日（水）院内勉強会（Dr.＆Dh.）

　　　　　テック、支台築造について

          メタル、レジンの選択基準、治療の流れについて確認しました。

5日（土）税務講習会

　　　　　大阪府歯科医師会主催の分です。顧問の伊達先生の話は「国が
　　　　　こういう意図でこう法律を変えた」とお話ししてくださるので、

　　　　　とても分かりやすかったです。

　　　　　しかし気になったのは参加者の数、、、自分で確定申告している

　　　　　方ってこんなに少ないんでしょうか？？

6日（日）赤坂会　第3回例会

　　　　　東京でインプラントの勉強会に参加してきました。

　　　　　今回は会員の先生方の症例発表が中心でした。
　　　　　みなさん非常に丁寧に計画を立てている印象をうけました。
　　　　　私もがんばらねば！

10日（木）口腔ケアセンター実務者会議

　　　　　 AED普及事業報告会

　　　　　　吹田市が誇る5年間の事業報告です。
　　　　　　簡単に言いますとAEDを含む新しい救急蘇生を吹田市民がトレー
　　　　　　ニングをして、市内での救命率の向上を目指すというものです。

　　　　　　皆さんは救急蘇生のABCが変わった話をご存じですか？
　　　　　　私もボーイスカウトに入っておりましたので、昔から救急蘇生
　　　　　　と言えば、A（気道確保）→B（人口呼吸）→C（頬骨圧迫心臓
　　　　　　マッサージ）と決まっていました。ところが、これが大阪含む　　　　　

　　　　　　都市からのデータによってC→A→Bの順でも変わらない、知ら
　　　　　　ない人と口づけするのが嫌な人でも大丈夫！となったわけです。

　　　　　総合医局会　

　　　　　　口腔内特発性疼痛の診断と治療

　　　　　　静岡市立清水病院口腔外科の井川先生のお話でした。
　　　　　　簡単に言いますと、お口の中の痛みも複雑なものがあり、通常の
　　　　　　アプローチでいくと、歯を抜いても抜いても結局痛みが止まらな
　　　　　　いものがある、、、という話です。
　　　　　　ものすごいボリュームの話でした。

11日（祝）臨床研修施設面談

　　　　　　岡本歯科はこの春から臨床研修施設となりまして、卒直後の

　　　　　　ドクターを受け入れることになりました！

　　　　　　ただし、マッチング（お見合いのようなものです）が成立すれば
　　　　　　ですが。そこで120名の学生さんの前で岡本歯科の売り込み？を
　　　　　　してきました。院長の熱い思いは伝わったのでしょうか？？

　　　　　　（結果として、28日までに複数の学生さんが見学に来られました。
　　　　　　みなさん国家試験に合格して欲しいものです）

13日（日）保険医協会講演会

　　　　　　「地域主権改革と大阪都構想」大阪府知事の推し進めている
　　　　　　「大阪都構想」についての勉強会です。
　　　　　　講師の先生曰く、「地域自治が劣化している、今はワンフレーズ
　　　　　　の政治家によって簡単にいじられようとしている、、」

　　　　　　話を聞いた感想として、この構想は医療の改善には繋がりそうに

　　　　　　もありませんね、、、残念。

15日（火）障害者歯科委員会　24日意見交換会準備

18日（金）歯科医師会理事会　総会準備

19日（土）堺歯科衛生士専門学校　教員会

20日（日）口腔ケアセンター検討会

23日（水）第8回学術講演会

　　　　　　「ビスフォスフォネート製剤と顎骨壊死について、ならびに抗血
　　　　　　栓療法患者の抜歯について」私のクラブの先輩でもあります道澤
　　　　　　先生のわかりやすいお話が聞けました。

　　　　　　この会に合わせて、久々にBP系薬剤のリストを作り直しました。
　　　　　　知らない間に、社名も変わり、廃止になったり、ジェネリックが
　　　　　　増えていたり、、、最新の情報を手に入れるのは結構難しいもの
　　　　　　ですね。

　　　　　　私のとった方法はこれです。

　　　　　　独立行政法人　医薬品医療機器総合機構

　　　　　　医薬品医療機器情報提供ホームページ

　　　　　　http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html

　　　　　　項目内検索で「顎骨壊死」を検索

　　　　　　これで、経口、注射剤、ジェネリック問わずに一網打尽です、
            誰かもっと簡便な方法知っていたら教えてくださいませ。

24日（木）口腔ケアセンター検討会

　　　　　  障害者施設意見交換会

　　　　　  市内の障害者施設の担当者、歯科医師会の担当医が集まり、

　　　　　　ミニ講演会と発表会がありました。今回は4施設のお口の健康維持、
            向上のための取組についてのお話がきけました。2時間があっと

　　　　　　いう間にすぎましたね。私はPCの準備担当だったのですが、

　　　　　　当日はトラブルもなく全員が発表できてほっとしました。発表され

　　　　　　た中にはPCの苦手な方もおられたので、前日までやり取りして発表

　　　　　　資料を作っていました。皆さんお疲れ様でした。

26日（土）大阪歯科大学大阪府同窓会理事会

27日（日）大阪歯科大学大阪府同窓会吹田市支部総会

　　　　　　総会＆食事会です。箕面の山の上のキレイなホテルでお食事しま

　　　　　　した。

　　　　　　それにしても、大歯大の先生方は明るい人が多いです（笑）

28日（月）院内勉強会

　　　　　　今回は木下先生が矯正治療の基本についてお話をしてくれた、、、

　　　　　　はず。

　　　　　　とうのは院長でておりません！！確定申告をどうしてもこの日

　　　　　　までに済まさなければならず、涙の欠席です。しかし院長不在

　　　　　　でも勉強会で出来るって、、ある意味すごいと思いませんか？

　　　　　　ものすごく盛り上がったそうなので、続編がありそうな予感です。

2月もお仕事盛りだくさんでした。

特に確定申告前は二日ほど徹夜状態でしたね。

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多忙な1月…

こんにちは。院長の岡本です。

ブログはもっぱら理江先生が書いてくれていますので、院長は仕事をさぼっているのか
と思われる方は、、、、いませんか（笑）

　　　　　　
ふと思い立ち、1月の歯科医院以外での仕事をまとめてみました。ざっといきます。

4日（火）岡本歯科　仕事始め。

9日（日）地域医療部会
　　　　　　 歯科医師会のお仕事です。
　　　　　　 校医の仕事、市民向けの各種健診、健康展などを仕事を担当しています。
　　　　　　 この日はワークショップの準備等の話し合いました。

13日（木）口腔ケアセンター実務者会議

　　　　　　 　H24年秋に南千里にできる公共公益施設にはいる施設の準備会議です。

　　　　　　 　市民の健康増進のためのすごいプランが着々と進行中です！

　　　　　
　　　　　　欠損補綴模型実習

　　　　　　 　母校の学生さんに義歯の作り方をおしえています。

　　　　　　 　この日は4か月かけてつくった義歯の提出日でした。そのあとの採点が
　　　　　　 　大変です。先生全員で手分けをせず（笑）120人全員分を採点します。

　　　　　　　　

　　　
　　　　　　大歯大同窓会吹田支部幹事会

　　　　　　 　これも母校の同窓会です。2月の総会の準備をしました。

　　　　　　
17日（月）税務講習会

　　　　　　 　税務所から講師をまねいての講習です。

　　　　　
　　　　　　障害者歯科委員会

　　　　　　 　2月の意見交換会の準備をしました。

　　　　　
　　　　　　地域医療部会

　　　　　　 　口腔ケアセンター準備他をしました。

　　　
20日（木）欠損補綴模型実習　

　　　　　　 　この日は義歯の設計を教えました。これで今年度の5か月間の実習が

　　　　　　 　おわりです。わが班は平均で学年2位となりとっても優秀でありました。

　　　　　　 　単に『しごき過ぎ』という話も。

　　　　　　
21日（金）歯科医師会理事会

　　　　　　 　総会の準備他です。

22日（土）阪大臨床談話会

　　　　　　 　「安心安全な再生医療・インプラント治療」という講演を聞いて、

　　　　　　 　阪大歯学部の近未来歯科医療センターの見学もしました。

　　　　
24日（月）院内勉強会

　　　　　　 　スタッフとのの月1回の勉強会です。

　　　　　　 　今年の目標を決めました。

　　　　　　 　「みんなで勉強し、さらに安心安全な治療を患者さんに提供できるように

　　　　　　 　なろう」

　　　　　　 　今年はスタッフにワンテーマ決めて勉強会をしてもらうことにしました。

　　　　　 　　毎度おなじみ、「なじみ感」についての確認です。

　　　　　
25日（火）学校歯科保健委員会

　　　　　 　　保健便りの検討等しました。

　　　　
26日（水）大阪府8020特別事業　母子ワークショップ

　　　　　 　　1-5歳のお子さんを持つお母様方と「子どもの歯の健康を守るために

　　　　　 　　できること」でディスカッションしました。　
　　　　　　　　

　　　　
27日（木）堺歯科衛生士専門学校　国試対策補講

　　　　　 　　3時間の国試対策授業です。まだまだ全員がテストに向けて本腰をいれて

　　　　　 　　いなくて心配でした、、、。

30日（日）第3回ナノジルコニアフォーラム

　　　　　 　　ジルコニアとは、、、「白い金属」とも言われる、自然に近い歯を作るための
　　　　　 　　材料です。

　　　　　 　　「販売はパナソニックからです」というと患者さんは驚きますかね？

31日（月）地域医療部会

　　　　　 　　出務一覧、健診説明準備の検討をしました。

　　　　　
医院外の仕事も色々ありまして、

　１）教育

　２）スキルアップのための勉強

　３）歯科医師会を通じての地域医療への貢献

といったところでしょうか。

書くネタはあるんですよね、、、ありすぎて書けないのかも（笑）　　

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保育園 保健指導

院長です。

今日は衛生士の竹山さん、福山さんと園医をしている保育園に

保健指導に行ってきました。

毎年1度はお子さんのお口の健康に関するお話をしています。

今年のお題は「知っていますか？癖による歯並びや噛み合わせへの影響」です。

私がオープニングをしゃべって

衛生士の二人が

・指しゃぶり

・舌突出癖（舌で歯を押す癖）

・咬唇癖　（下唇を咬む癖）

・爪噛み

と仕上げ磨きについてお話をしました。

指しゃぶりって1歳のお子さんの3割はしているんですよね。

（年々その割合はへっていきますが）

やめさせるために色々とご家庭で出来ることもあるのですが、

4，5歳でも続けていたら、噛み合わせにも影響が出てきますので、

かかりつけ歯科医に相談してください、、、

そんなお話を色々としました。

あと講演とは関係ないのですが、

えらくガタイのいいお父さんが参加してくれているな～と思っていたら

なんと中学生時代の同級生でした！

懐かし～。

子供もカワイかった～！

自分が通った保育園の園医をさせてもらって、

そこで同級生やその子供に会う。

サイコーですね。

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おめでとう！

今日、吉宏先生は

後輩のＩくんの結婚式に出席。

いい笑顔

幸せそう

これからも、仲良くね

私も2次会にお呼ばれされているので、いってきます。

ひらかれた健診

こんにちは。院長です。

今日の午前中は保健センター(豊津）で「ひらかれた健診」があり出務してきました。

　　　　　　

吹田市には30歳以上の方が誕生月とその翌月に受けることの出来る

無料の「成人歯科健診」があるのですが、

その健診に来づらい方（障がい者の方等）のための健診なのであります。

予約を取って来てもらってもいいし、突然でもいい、

しかも吹田市在住の方でなくてもいい、そんな融通のきく健診なのであります。

今日は予約外の方も4名こられて18名の方が利用されました。

日曜なのでご夫婦でお子さんを連れて来られている方もいて、

熱心に歯磨きに関してのアドバイスをきいておられました。

やは り色々な受診の機会があるというのはいいことですね。

そして午後からは歯科医師会の症例検討会がありました。

これは歯科医師会関係の訪問歯科衛生士さんたちの自主的な勉強会であり、

今回は5，6人のグループにわかれての症例検討に加え、

辻井常務理事による内視鏡のデモがありました。

被験者はなんと副会長です！

専門的な話は割愛しますが、内視鏡映像を見ていた衛生士さんから

「先生の声門かわいい♡！」と黄色い声が飛んでいました、、、。

さすが愛されキャラの副会長と思いました。

口腔機能向上講演会

９月３日（木）に、
「かむ力、飲み込む力は生きる力
　～おいしく、楽しく、食べ健康寿命を伸ばしましょう～」
というテーマで口腔機能向上講演会が行われ、講師としてお話をしてきました。

　　　　　

「誤嚥性（ごえんせい）肺炎」という病気をご存知ですか？

普段意識せずにおこなっている「かむ、飲み込む」という動作も
年々衰えてくるものなのです。（ホントは他にも色々原因はありますが）

衰えてくると、「食べにくい」だけでなく、大きく体調をくずす
「誤嚥性肺炎」になってしまうのです。

この病気は簡単に言いますと、
「食道に行くはずの食べ物が、間違って肺に入って肺炎をおこしてしまう」
というもので、寝たきりの原因になったりするのであなどれません。

　　　　　
健康寿命を伸ばすためには、
誤嚥性肺炎の予防が必要で、そのためには、
「かむ、飲み込む機能（口腔機能）の向上と口腔清掃」
が重要であることをお話しました。

講演開始時に参加者の約半数は「誤嚥性肺炎」
という言葉を知りませんでしたが、
8月に亡くなられた俳優の山城新伍さんの死因を
「誤嚥性肺炎」であると書いていた新聞記事を引用し、
決して珍しい病気では無いということも説明しました。

　　　　
講演後は、歯科衛生士さんによる首や肩のストレッチや
パタカラ発音等「健口体操」の実技が行われ、
参加者にとって充実した講演会になったと思います。

東京でのお勉強会

院長です。

今日は所属しているスタディーグループ「赤坂会」の例会に行ってきました。
場所は東京フォーラム（有楽町）です。
新大阪を朝の7時に出る私にとっては立地の良さもうれしいのですが、
なんといってもその建物自体が好きなのです。
上からみると木の葉型？というか船型の建物なのですが
その敷地面積の半分以上は吹き抜けになっており、非常に贅沢な空間の使い方です。

　建物の半分以上がガラス張り

　船の骨組みを思わせる柱

　意味無く？吹き抜けを横切る渡り廊下

兎に角とてもカッコイイのです。

建物ばかりに感動しているわけにはいけません。
今日の例会のお題は「ラボとのコミュニケーション」でした。
ラボとは技工所のことです。歯科医院で作られるかぶせや入れ歯は
実は私達歯科医師が作っているのではなく、
歯科技工士といわれる専門の方に作ってもらっているのです。
もちろん患者さんの歯や歯並びは人それぞれ違いますので、
オーダーメイドになるわけです。
私達は治療箇所を精密に型取りをし、技工士さんに製作のオーダーするわけですね。
噛み合わせ、色、形、、etc。ただ細かく指示すればいいというわけでなく、
お互いの仕事の内容をよく知り、患者さんの希望を叶えるべく、協力することが重要、、、
という話が夕方まで続きました。

うちの医院でも技工士さんとのコミュニケーションが仕事のあとに
長い時は1時間以上も続きます。
写真を見せたり、メールで送ったり、時には診療時間中にきてもらって
直接患者さんの歯の色を見てもらったり。
より良い治療をするためにこれからも頑張らねば！と思いました。

もちろん「歯科医師＋技工士」だけでなく、そこに「歯科衛生士」も参加することで
よりよいチーム治療がおこなえるわけです。
明日は自分の医院の衛生士とドクターだけの勉強会があります。
そちらも頑張りますよ！